双葉を通して見る世界

双葉について

双葉は、新生、再生、そして希望の象徴として広く認識されています。それは植物が種から芽を出し、初めて葉を開くその瞬間は、生命の力強さ、成長への可能性、そして自然の再生など、いろんなイメージを感じることができ、これらの要素は、人類の歴史を通じて、私たちが今まで生きて培ってきた財産でもあります。この私たちが皆んなで作り上げてきた普遍的な価値と意義の上に私は「双葉を通して見る世界」という世界をつくりました。

活動動機

当たり前に過ぎていく毎日の中、その当たり前にある世界は、なぜ当たり前にあってくれるのか、当たり前過ぎてその理由をいつの間にか忘れ続けてしまいやすいことに、改めて気づく体験をしたからです。どこにでもある双葉は、気づこうとしないと気づくことができない存在です。例えば、大きく見える木も、もとは双葉です。こんなにも身近に、ありふれているのに、なかなか気づけません。そこから生まれたのが、「双葉を通して見る世界」です。

双葉を通して見る世界 コンセプト

足元に生えている双葉に気づく時間。

その「尊さ」と「儚さ」に気づくことは、日常の中で見落とされがちな価値を再確認し、あるように見えて、どこにもない当たり前に気づく時間を社会の中に作り出すという目的があります。

その理由は、私たちにとって身近に今ある「当たり前」は「なくならない」と気づけないものだとしても、そこに気づくチャンスはもっと身近にあるとより良い世界になると思ったからです。

そのために私はどこにでも生えているけれど、きちんと見ようと意識をしないと見えない、双葉をモチーフにして、オリジナルの双葉を創造し「当たり前になると見落としてしまいやすい大切なこと」をその双葉を通して表しています。

社会に双葉を潜ませる

双葉を見に行こうより、そこを通ったら双葉があった。この、ふとした出会いを大切にしています。忙しい社会の中に、人々がふと立ち止まって過去や身の周りを振り返り、身近にある大切なことに改めて気づくきっかけとして、双葉を社会に潜ませています。社会に双葉を潜ませる方法が「双葉を通して見る世界」というソーシャルアートになります。

双葉を通して見る世界の効果

この場所の役割は、当たり前のように見えて、当たり前ではないこと、「実は奇跡」に気がついて、その存在に対しての伝え忘れと、やり忘れを探していただき、そこで無料配布している、双葉ハガキと双葉チケットに、その時思い浮かんだ、伝え忘れを手紙にして、やり忘れをチケットにして届けていただきます。

私たちの後悔は、伝え忘れとやり忘れからできていると思うのです。

その伝え忘れ、やり忘れを解消することで生まれる温かなこと。

これが沢山増えたらより温かな世界になるのではないかと思っています。

「双葉を通して見る世界」は人類の後悔のエネルギーを分解して、温かなエネルギーに変換し、世界を温めるツールでもあります。

この総体量を増やすことで、より温かな世界を目指していきたいと思います。

双葉ハガキ

身近な大切な人を思い浮かべて、その人宛てに、普段伝え忘れてしまうことなどを書いて送るハガキ

双葉チケット

大切な人へ「やり忘れていることがあるな」とか「してあげたいことがあるな」というような想いを、実際の行動に変えるためのチケット

※ 以下は、双葉ハガキと双葉チケットの効果をまとめた循環図です。気持ちと行動を届ける事で変わる未来があります。

双葉を通して見る世界の効果

双葉を通して見る世界のパンフレットA46ページ(巻三つ折り)を展示会などで配布しております。

パンフレットを見る

双葉を通して見る世界の全体図

双葉の日について

双葉ギャラリーを見る